works 003|飲食店の開業サポート・店舗プロデュース
“女性向けのおしゃれな冷麺屋を作りたい。けれど、店舗立ち上げができる人材がいない…”
コシがあるもちもちの麺と牛出汁のさっぱりスープがやみつきになる盛岡風冷麺。
絶対的な自信のある冷麺で新規店舗を立ち上げたい。
けれども、飲食店の立ち上げをできる人材がいない…
これが、今回のクライアントの悩みでした。
飲食店で勤務をすることと、店舗を立ち上げることは全く別物。
特に人材不足に陥っている飲食業界では、店舗開業のノウハウを持つ人間を探すのは大変です。
また、開業のための作業は何度も繰り返されるものではないため、店舗開業を目的に人材補充をするのは避けたいところ。
そこで、cochiはテナント探しから店舗備品の準備にいたるまで、冷麺店オープンまでのサポート及びプロデュースをさせていただきました。
まず、クライアントからの大きな要望は二つ。
一つ目は、冷麺をメインに打ち出した冷麺屋であること。
二つ目は、女性向けのお店であること。
エリアは港区内がご希望でした。
冷麺の原価や売値からの概算で想定をすると、小規模なテナントが適していました。
クライアントとの相談を重ね、多くの候補の中から、赤坂駅近くのテナントに決定。
インテリアデザイナーや施工会社との打ち合わせをしながら、
クライアントの希望を取り入れた店内に仕上げる準備をしていきます。
店内作りにおいて、私たちが最も大切にしたのは「動線」と「使い勝手の良さ」です。
店内がどんなにおしゃれなに仕上がったとしても、動線が悪くては効率が悪くなり、余分な人件費が発生します。
そして、使い勝手が悪いと、お店を良い状態に保持していくために余計な手間がかかりますし、
オペレーションのミスも起こりやすくなります。
また、一人あたりの客単価が決して高いお店ではないので、席数の確保をするためにレイアウトにもこだわりました。
カウンターだけのお店にしてしまっては、複数人で来店をしたときに会話を楽しみづらいので、同伴者の顔を見やすい席を多く作れるよう工夫をしました。
とは言え、女性向けのお店ということでスタイリッシュな店内はマストです。
男性が入りづらい雰囲気にならないよう、モダンで清潔感のある空間にしました。
随所にポイントとなる飾り棚や照明を設置し、外を歩く人が思わず覗いてしまうような作りになっています。
店舗の施工と同時にメニュー開発にも携わらせていただきました。
看板メニューとなるオリジナル冷麺以外にも特徴ある冷麺の種類を増やすことで、リピーターを作りやすくなります。
マーケットリサーチで得た情報をもとに、料理長と相談を重ねました。
女性を集めての試食会を何度も実施することで、リアルな意見を取り入れる機会も作らせていただきました。
そして、店舗完成の目処が付いてきた後は、各備品の準備です。
ゼロからのスタートなので、揃えるものはなかなかの量です。
食器類はお店のコンセプトに合っていることはもちろん、割れづらかったり、重ねて収納ができることも大切なポイントでした。
なぜなら、小さなお店では、客席をなるべく多く取るために収納スペースが限られるからです。
こういう時は、最も混雑が予想されるランチタイムを想定して準備を進めます。
まずは、ロゴマークの制作です。印象に残りやすく、お店の特徴をイメージしやすい、そんなロゴマークになるようにしました。
ウェブサイトや食べログなどのグルメサイトも制作させていただくので、お店に協力をしてもらいながら、情報をまとめたり、撮影の手配をします。
撮影時はカメラマンが撮ったものを1枚1枚確認しながら、より美味しく見えるものに仕上がるよう確認と修正を繰り返します。
名刺や制服のTシャツのデザインもさせていただきました。
一つ一つを別の業者に依頼するよりも、私たちで一括して請け負うことにより、統一感のある販促物の制作が迅速に進みました。
冷麺屋さんという、珍しい業態のお店作りをサポートさせていただくことは、とても楽しい経験になりました。
コロナ禍という状況下で、多くの飲食店が大変な思いをしている中、こうしたプロジェクトに携わらせてもらえたことに感謝です。
cochiでは、今までの飲食店開業の経験を生かし、0から100までを全てサポートさせていただく「丸投げ開業」が叶います。
立ち上げ人材が足りない…そんなときはcochiに相談してみてください。
cochi’s note
cochiでは、今までの飲食店開業の経験を生かし、0から100までを全てサポートさせていただく「丸投げ開業」が叶います。
立ち上げ人材が足りない…そんなときはcochiに相談してみてください。